1年 狂言鑑賞会・情報モラル講演会・HRデー報告
5月30日(火)~6月2日(金)の4日間、2・3年生が宿泊行事に出ている間、
1年生は中等部校舎を独占し、自分達だけの特別な時間を過ごすことができました。
1年生は小学校高学年時代をコロナ禍で過ごしてきた生徒達です。
多くの制限の中で生活してきたからこそ、
中等部では少しでも多くの実体験を積んで欲しいと思い、
この4日間に様々なプログラムを用意しました。
特に今回は卒業生が1年生のプログラムを支えてくれました。
母校のために協力してくれる卒業生は学校の宝であることを実感しました。
この場を借りてお礼申し上げます。
それでは1年生が経験したいくつかのプログラムを紹介します。
①狂言教室
野村太一郎さん(57期),野村裕基さん,月崎晴夫さん,岡聡史さん,高野和憲さんのご協力により
中等部礼拝堂初の狂言鑑賞会を行うことができました。
狂言の動きや発声など鑑賞の基本を教えていただいた後、「魚説法」と「蝸牛」を見させていただきました。
能楽堂とは雰囲気が異なり、笑いあり、手拍子ありの楽しい時間を過ごすことができました。
②校内謎解き大会
中等部校舎を隅々まで使用し、教室・階段・メディアスペースなどに隠された問題をチームで協力して解きました。
一捻り、二捻りされた問題に苦戦しながらも、校舎中を駆け回り汗だくになって悩む姿は、見ていて楽しかったです。
③情報モラル講演会
𦚰屋新さん(59期)と𦚰屋さんが所属するKPMGコンサルティング(株)の皆様のご協力により、
情報モラル講演会を開催しました。
中学1年生から各種SNSの利用登録が可能になります。
これから多くかかわることになる情報の世界の便利さと怖さを沢山の事例から学ぶことができました。
青山学院中等部では毎年情報モラル講演会を開催し、保護者の方も含め、
情報モラルに関する知識のブラッシュアップを図っています。
④HRデー
台風2号の影響により豪雨の中でしたが、渋谷を離れて遠足に出かけました。
今年の目的地は「富士サファリパーク」です。
晴天時には園外を徒歩で散策し、餌付けなどができる「ウォーキングサファリ」を計画していましたが
バス内から見学となりました。雨に耐える動物達の貴重な姿を見ることができました。
雨は残念でしたが、レストランで温かい昼食に舌鼓を打ち、お土産を買う時間も十分に取れ
笑顔あふれる一日となりました。
77期では初代中等部部長 古田十郎先生の「若い時に 本物を 存分に」に立ち返り
これからも生徒達の心に残る時間を用意してあげたいと担任一同強く思っています。