Message神から与えられた賜物(たまもの)を活かす
地の塩、世の光として
青山学院中等部のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
青山学院は、キリスト教信仰に基づき、「地の塩、世の光」(マタイによる福音書5章13~16節)をスクールモットーとして掲げています。一人ひとりが神の前に真実に生き、愛と奉仕の精神がはぐくまれることによって、塩が味を引き立て、光が周囲を照らすように、自らの存在を通して社会に貢献する「サーバント・リーダー」の育成を目指しています。
そのような建学の精神の下、中等部では、一人ひとりが神に愛されているかけがえのない存在であることを自覚しつつ、それぞれが神様から与えられた賜物(たまもの)を見つけ、活かしていけるような経験ができる教育を目指しています。中等部という時期は、心身ともに大きく変化し、将来への希望と不安が入り混じりながら人格を形成していく、人生において極めて大切な季節です。本校では、生徒たちが神に愛されているかけがえのない存在であることを自覚し、のびのびと自分らしさを発揮できるよう、特に次の三つの姿勢を育みたいと考えています。
人を大切にする心
第一に、「人を大切にする心」です。
イエス・キリストは「隣人を自分のように愛しなさい」と教えられました。学校生活は多様な出会いに満ちています。そのような毎日の中で、「自分にしてもらいたいと思うことは、何でも、あなたがたも人にしなさい」という聖句を胸に、互いの違いを尊重し、仕え合う喜びを実感してほしいと願っています。小さな優しさが、誰かの心を照らす光となることを、日々の生活の中で経験していくのです。
真摯に学びに向き合う姿勢
第二に、「真摯に学びに向き合う姿勢」です。
学ぶことは単なる知識の習得ではありません。それは人間性を豊かにし、「何が正しく、何が大切か」を判断する軸を築くプロセスでもあります。授業や探究活動、またすべての学校行事を通して、主体的に考え、自らの言葉で表現する力を養います。
勇気をもって踏み出すチャレンジ精神
第三に、「勇気をもって踏み出すチャレンジ精神」です。
失敗を恐れず挑戦する心は、この時期にこそ大きく育ちます。人とは違うチャレンジではあっても、部活動や奉仕活動など、あらゆる場面で、自らの可能性を試し、達成感や成長の喜びを分かち合ってほしいと思います。
そしてこれらの教育目標の実現のため、日々の生活の中で聖書の言葉に触れ、励ましを受けながら歩むことを大切にしています。特に私は、「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。」(テサロニケの信徒への手紙一 5章16〜18節)という御言葉を掲げ、歩んでまいりたいと思います。それは、どんな時にも、その背後にある神様に喜びを見いだし、祈り、感謝を忘れずに歩む姿勢は、私たちの人生を豊かにする土台となると信じているからです。
そしてこの青山学院中等部が、この御言葉に導かれながら、生徒も教職員も共に成長し、喜びに満ち溢れる学校となっていくことを祈り求めてまいります。
青山学院中等部 部長
