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14Jan
2024 教科

3年選択<俳句> 特別授業

Topics3年選択<俳句> 特別授業

3年選択国語「俳句」では、2学期に2名の俳人の方の特別授業を受けることができました。
生徒にとって、その道のプロの方に自分の作品を見ていただいたり、認めていただいたりすることは、とても貴重な経験です。
また、直接お話を聞いたりご指導を受けたりする機会はなかなか得られません。
中等部は昔から「本物にふれること」を大切にしてきましたが、この経験が大きな刺激となり、さらに興味を深めていくきっかけになることを期待しています。

池田瑠那先生の特別授業

10月11日(水)の授業では俳人の池田瑠那先生をお招きし、特別授業をしていただきました。
池田先生は俳句結社「澤」同人であり、俳人協会では幹事を務めていらっしゃいます。
若手女流俳人として活躍され、俳人協会第8回新鋭評論賞なども受賞されています。

前週に行った句会の結果をもとに、それぞれの句の良いところをほめたり、丁寧に直したりしてくださいました。
その中で、
1.季語とそれ以外の部分が活かし合えているかどうか
2.映像が浮かぶかどうか
を考えながら言葉を選んでいくことを教えてくださいました。

佐怒賀直美先生の特別授業

11月8日(水)の授業では佐怒賀直美先生をお招きし、特別授業をしていただきました。
佐怒賀先生は俳句結社「橘」の主宰をされる一方、俳人協会理事をお務めになり、若手俳人の育成や中高教員対象の俳句指導講座を担当されています。
長年、埼玉県立高校の国語科教員としてお勤めになっていたこともあり、生徒たちの心をつかんだ、良い雰囲気の授業になりました。

前週に行った句会の結果をもとに、一句一句を雰囲気が変わらないように直していただきながら、
1.俳句は一人称であること
2.自分の体験や生活を季語を通して表現すること
3.形や景色が見えるように『ことば』で作ること
など、大切なポイントをおしえてくださいました。