私は3年間選挙管理委員として選挙の運営の仕事をしてきました。
立候補者を集めるところから始まり、説明会やリハーサルを行いながら当日の準備をするのが主な仕事です。

日々忙しく過ごす中で、
同じ選挙管理委員として分からなくて困っている私にすぐ気づいて親切に教えてくださった先輩、
周りを見ながら一生懸命手伝ってくれた後輩、
そして3年間一緒に協力してきた同級生。
そんな心強い人達と放課後、一緒に残って作業した時間は、今でも忘れられない大切な思い出です。

たくさんのハプニングがあった中で、特に覚えていることがあります。
それは、立候補者が演説で突然ギャグを言ったり、リハーサルと全く違う話をしたりした時です。
その時は、正直「演説時間が延びたらどうしよう…」「道具は禁止といったのに…」と心配ばかりしていました。
しかし、演説を聞いている生徒たちの笑い声が各教室から聞こえてきたとき、私はなぜか「頑張って準備してよかった」と思いました。
形式張った選挙もいいけれど、こうして投票する側も立候補した側も楽しいと思えるような選挙ができたことに、やりがいや達成感を感じました。

このように、選挙管理委員の仕事を通して沢山の経験や学びを得られたことにとても感謝しています。
この経験を高等部に行って生かしていきたいと思います。