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19Feb
2026 教科

3年選択〈生物探求〉報告 「特別授業 クジラの骨格観察」

Topics3年選択〈生物探求〉報告 「特別授業 クジラの骨格観察」

1月28日(水)の選択授業「生物探究」において、東京海洋大学准教授の中村玄先生をお招きし、
特別授業「クジラの骨格観察」を実施しました。

授業前半では、

・クジラの祖先が陸上でどのような姿をしていたと考えられているか
・哺乳類に共通する骨格の基本構造
・骨から動物の特徴を見分けるポイント

について、実際の研究例を交えながらわかりやすく解説していただきました。

後半は実習です。

まず、陸生哺乳類であるイノシシの骨格標本を使い、骨格を正しい位置に並べる活動に挑戦しました。
生徒たちは2班に分かれ、さらに「頭部・脊椎グループ」・「前脚グループ」・「後脚グループ」と割分担をして協力しながら取り組みました。

その後、小型鯨類であるイルカの骨格並べにも挑戦しました。
イノシシとの違いに注目しながら観察することで、海に適応した体のつくりへの理解を深めることができました。
生徒たちは前半の経験を生かし、手際よく作業を進めていました。

最後に中村先生から、海に適応した哺乳類としてのクジラの骨の特徴について改めて解説していただきました。
骨から進化や生活環境まで読み取ることができることを学び、生徒たちは「骨の面白さ」を大いに実感した様子でした。

生徒からは、以下のような感想が寄せられました。

「生物の骨を見る機会は選択授業でしか味わえないのでとても楽しかった。
組み立てる際は手首が難しく、苦戦した。海と陸で骨の形などが全然違って驚いた 機会があれば人の骨も見てみたいと思った。」

「骨を組み合わせるのはとても難しかったです。
特にイノシシの手根骨はかなり頑張ったけれどひとつしかは められませんでした。
イルカとイノシシというと本当に全く別のものだと思っていましたが、骨だけでみると確かにところどころ似た部分がありました。
5300万年前からそれぞれの環境で生きていくために進化してきた、ということが実感できたような気がします。
また、イルカやクジラは約1秒間の呼吸で肺のほぼすべての空気を入れ替えることができるというのは驚きでした。」

「鯨類はもちろん、イノシシの骨も触る機会はなかなかないので、貴重な体験になった。
イノシシの骨を組み立てる際、関節はやはり動かしやすかった。たくさんの細かい骨があり、とても難しかった。
鯨類の骨格は全体でみるととても大きかったが、尾の骨の小ささに驚いた。
また、一直線で細長く、泳ぐとき必要最低限の力で大きく進めるだろうと思った。
ハンドウイルカの骨に突起のような、骨と骨をつなげるような部分があり、サラワクイルカにはなかったのが気になった。」

以下、生徒の観察結果