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03Jul
2026 教科

3年選択〈地域デザイン探究〉報告 「『渋谷謎解き街歩き』研究 ―渋谷の“魅力”を発信する仕掛けー」

Topics3年選択〈地域デザイン探究〉報告 「『渋谷謎解き街歩き』研究 ―渋谷の“魅力”を発信する仕掛けー」

 地域デザイン探究では、「ある特定の場所、共同体・コミュニティ《地域》で、ある問題に対して調和・秩序を作りだし、人々の共感を呼び、幸せなムーブメントを起こしている取組《デザイン》」について学びます。
 今回は青山学院中等部のある渋谷をフィールドにして、渋谷の“今”を研究しました。渋谷は100年に一度と言われる大規模な再開発が進んでいます。東急不動産様は渋谷駅を中心とした半径2.5 km圏内を「広域渋谷圏」と定め、様々な都市開発と魅力を向上させるためにまちづくりをされています。自分たちが生活している渋谷について、生徒たちがフィールドワークを通して学びました。

 5月8日(金)渋谷方面と表参道方面に分かれてグループでフィールドワークを行いました。東急不動産様と株式会社SCRAP様主催の「渋谷謎解き街歩き」のコースを回り、まちを行き交う人々や謎解きのキーワードに関連するもの、設定されているコースの様子などを観察し、この企画の意図や効果、渋谷の魅力について考えました。

 5月13日(水)、フィールドワークを通して学んだことをグループで発表資料にまとめました。ホワイトボードで発表用スライドの構成や内容を練り、作業画面をディスプレイで共有しながら進めました。合意形成や話合いでは、「視える化」するための複数のツールや機器を用いますが、この授業では思考の足跡が見えやすいアナログツールも大切にしています。

 6月10日(水)、生徒たちによる研究発表会を行いました。
〈発表内容を一部抜粋〉
・体験したときの感情を大事にする構成になっている
・利益は出ないかもしれないけれど、くつろげて人とのつながりが生まれるスペースが存在する
・渋谷の象徴となる場所や普段あまり通らないようなところもある
・新しいものと古いものを知ることができる(まちと新しいつながりができて再訪したいという気持ち、古くからあるものを再発見できる)
・宮下公園には文脈・歴史があって、その特徴にあった楽しみ方ができる
・自分の知らなかった「渋谷」を知ることができる・気づける
・意外と渋谷は滞在時間が短いのでは。この謎解きはその問題を解決できているのでは?
・大きな企業やハイブランドだけでなく、地元の方々との連携がある(あえてあまり知られていないお店)
・アローツリーなど人に役立つことも知ることができる(公共性)

 次の学習では、これらの学びを引き継いで、身の回りの公共スペースの有効活用を探る研究に入ります。
中等部校舎内の公共スペースとして「カフェテリア」の場をデザインします。