選択授業「美文字」、２学期はじめの授業は「オリジナルインクをつくろう」です。

普段、文字を書くときは、「黒」や「赤」など既製の標準的な色を使うことが多いです。
でも、ひとくちに「赤」といっても
「黒よりの赤」や「青よりの赤」、「燃えるような赤」など無数の赤が存在しているのです。

きょうの授業では、インクをたのしみ、オリジナルインクのペンをつくりました。

まず、動画を視聴し、さまざまなインクの種類があることを知りました。

つぎに、インクキットをつかって、世界にひとつしかないインクをつくりました。
このキットはイエロー、ピンク、プルー、グレイ、透明を配色して、自分だけのインクをつくることができます。

できあがったインクは芯に染みこませて、自分だけのペンをつくりました。
透きとおるような色や思ったより暗くなった色、なんともいえない色ができあがり、インクの魅力をたのしむことができました。

最後に、できあがったインクに名前をつけました。
「おいしい巨峰の色」や「情熱ブラッドオレンジ」、「フォレストグリーン」、「新緑色」などユニークな名前がたくさんありました。

どんな色で文字を書くか、どんな色の文字を相手に届けるかという視点ももって、美文字をたのしんでいきましょう。