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20May
2024 教科

3年選択〈美文字〉報告 手書き文字の魅力に触れよう

Topics3年選択〈美文字〉報告 手書き文字の魅力に触れよう

今週の授業では、くせ字愛好家の井原奈津子先生をお招きしたワークショップを行いました。

井原先生は『美しい日本のくせ字』や『字はうつくしい(たくさんのふしぎ2023年2月号)』を出版され、
手書き文字やくせ字の魅力を広く発信されている方です。
昨年度に続き、今年度も手書き文字の魅力に触れるワークショップをひらいてくださりました。

ワークショップでは、まず井原先生がこれまでに出会った多様な手書き文字を紹介していただきました。
小学校の先生や漫画家、テレビCMに出てきた文字など、個性的な手書き文字の数々を通して、
それぞれの手書き文字にみられる個性に触れました。

手書き文字の特徴は「くせ」と考えると、よくないイメージがあるかもしれません。
しかし、手書き文字の「個性」と捉えると、その個性を楽しむことができます。

次に、生徒が集めた手書き文字を交流しました。
親戚の方から送られてきた葉書や友達からもらったメモ、授業のノートなど、身の回りにある手書き文字を事前に集めてきました。
その文字の特徴から書いたひとの「ひとがら」を感じ、文字をみたときの感想を伝え合いました。

その次は、文字当てクイズに取り組みました。
手書き文字をテーマにしたクイズで、
例えば「3つの文字のうち、令和に書かれたのはどれでしょう?
(ほか2つは平安時代・江戸時代に書かれた文字)」というものです。

また、担任の先生たちが書いた文字をみて、どの文字がどの先生かを予想しました。
文字の字形や筆遣いに注目し、その違いから文字を書いたひとを推測しました。

最後に、チャレンジワークとして〈「ブームになった手書き文字」を書いてみよう〉に取り組みました。
くせ字を歴史的な視点でみると、
80年代は「丸文字」、90年代は「長体ヘタうま文字」、2000年代は「ギャル文字」とブームがありました。
それぞれの「くせ字」の特徴を捉えながら練習し、自分の名前を「くせ字」で書いてみました。

普段は「美文字」を意識して文字を書く練習していますが、
今回はあえて「くせ字」で書きました。
これまで書いたことがなかったのに「ギャル文字」が抜群に上手な生徒もいました。

美しく整った文字を書くことができる力はとても役立つものですが、
くせ字もひとつの個性です。
そんなくせ字の魅力に気づくことができるワークショップでした。