30Sep
2024
教科
3年選択〈理科〉報告 「セミの抜け殻調査」
セミの鳴き声も落ち着いた9月中旬、青山学院構内のセミの抜け殻調査を行いました。
調査では抜け殻となったセミの同定と、抜け殻がある位置の地表からの高さを調べました。
最初は抜け殻を見つけることに苦労をしていましたが、
いったんコツをつかむと、葉のウラや木の幹などから次々に発見していました。
同定の結果、
アブラゼミなどの大型のセミが圧倒的に多く、
ツクツクボウシなど小型のセミは少数で、
最も小型のニイニイゼミは1つしか見つけることができませんでした。
最後にセミの分布は都市部と丘陵部では異なることを踏まえつつ、
セミの分布を決める要因などを考察しました。
短い時間の調査ですが、
調査方法の妥当性や、結果から考察へ結び付け方など、通常授業の実験・観察とは異なる視点を経験できたと思います。