3年 選択授業〈中国語〉特別課外活動 報告
2月11日(木・祝)、春節ムードで華やぐ横浜山手中華学校と中華街を訪問しました。
日本とは異なり、中国では今でも旧暦が用いられ、「春節」は、大陸を含む中華圏で最も大切にされている祝祭日です。春節になると、現地では次々と爆竹が豪快に鳴り響き、シンバルや太鼓、銅鑼の音とともに春節を祝う中国獅子や龍が舞う華やかな空気に包まれます。日本人にとっては親しみのない文化ですが、大陸ではこれらのすべてに意味があり、脈々と受け継がれています。
午前中に訪問した横浜山手中華学校は、小中一貫校で、小学校の段階から中国語・英語・日本語の3か国語で授業が進められています。今回は、小学1年生から3年生の「中国語会話」をはじめとする各種授業を見学させていただきました。こちらの小学1年生と本校3年生は、中国語学習1年目という意味では同級に当たりますが、オール中国語で展開される授業を聞き、それに対して発言する小学生を見て、本校生徒は立ったまま驚きを隠せない様子。
授業・校舎見学のほか、忙しい合間をぬって獅子部の皆さん(中学1・2年生)には大迫力の獅子舞と音楽を披露していただきました。また、実際に大切な獅子に触れる機会をいただき、大いに刺激を受けたようです。横浜山手中華学校の先生方・生徒のみなさん、ありがとうございました。
午後は中華街に場所を移し、円卓を囲んでおいしい中華に舌鼓を打ったあと、関帝廟参拝や中国武術を観賞するなど多彩な文化学習を行いました。
机上の知識受容だけではなく、目や耳、舌といった五感を刺激する体験学習を通じてより〈中国〉への理解が深まればと思います。次回、授業で確認テストを実施し、これまでの学習の定着を図ります。それを終えたら、中国茶芸体験の予定です。
よく遊び、よく食べたあとは、よくよくよく学べ!!頑張れ!中等部生!!