12Jun
2025
生徒の活動
3年選択〈生物探究〉報告 「特別授業 棘皮動物の観察」
3年生選択授業の生物探究では、自分で見出した興味・関心を深めていくことを目的としています。
1学期はその探究の「タネ」を探すために、様々な生物の観察や実験を行っています。
6月4日(水)、株式会社Gakkenの遠藤様をお迎えし、特別授業を実施しました。
授業の内容は「棘皮(きょくひ)動物」についてです。
棘皮動物はウニのように棘(トゲ)をもつ生物のなかまです。
今回はお茶の水女子大学湾岸生物教育研究センターからご提供いただいたナマコ・ヒトデ・タコノマクラ・ウニを用意しました。
初めに自己紹介と、いかにして商品ができるかのお話もしていただいた後、生物観察を行いました。
ヒトデの観察では、棘皮動物特有の部位をじっくり観察し、普段は気にすることのない「目」や「口」、「足」などを探しました。
ヒトデをじっくり観察した後は、水槽に裏返した状態で戻し、「どれくらいでひっくり返るか?」を観察しました。
自分たちの観察したヒトデたちを応援しながら記録しました。
最後はウニの観察です。
ウニについては、じっくり観察した後に解剖もしました。解剖の仕方は遠藤先生から伝授していただきました。
実際に触れてみる、観察する、解剖するという「体験」を通じて、
生徒たちは生き物への理解と興味を一層深めることができたようです。
今後もこうした機会を活かし、「知る楽しさ」や「探究する力」を育んでいきたいと考えています。
今回の生物をご提供いただいたお茶の水女子大学湾岸生物教育研究センターの方々、お越しいただいた株式会社Gakkenの遠藤様、
貴重な学びの時間をありがとうございました!