私たちは2月23日（木）に日本聾話学校の方々をお招きして、中等部での交流会を行いました。
日本聾話学校とは、聴覚障がいをもつ子どもが、手話を使わず「聴くこと、話すこと、学ぶこと、歌うこと」を楽しむ日本で唯一のキリスト教精神による私立聾学校です。昨年は私たちが聾話学校さんに訪問させていただきましたが、今年は中等部にお招きしての交流会を行いました。
　初めに礼拝堂で礼拝を守り、そのあと自己紹介、そして校内紹介とレクリエーションを行いました。礼拝では聾話学校の皆さんと共に讃美歌を歌う事ができました。
　自己紹介の時間では、各々が家で作成した「自己紹介カード」を用いて発表しました。初めは私たち中等部生も聾話学校の皆さんも緊張していましたが、自己紹介を通じて同じ趣味をもっている生徒同士が積極的にコミュニケーションをとり、とても仲良くなれました。
　校内紹介では、4つのチームに分かれて中等部を紹介しました。聾話学校では音楽室と器楽室が分かれていないこと、体育館は1つでサブアリーナ程の大きさであることなど、聾話学校の設備と中等部の設備の違いを沢山教えていただきました。

　レクリエーションではドッジボールを行いました。中等部の生徒と聾話学校の生徒さんとの混合チームで行い、パスをしたり、相手のチームの子を当てた時にハイタッチをしたりするなど、全員で楽しく交流することが出来ました。
　最後に集合写真を大階段の前で撮影し、解散しました。
　今回の交流会で、皆さんの明るさをとても感じる事が出来ました。普段、私たちは音を通して音階や人の感情、距離感をはかるなど沢山の情報を得ていると思います。そのような情報が得づらい中でも、常に明るく、そして笑顔でいる姿がとても印象的でした。聾話学校の方々一人一人と出会えたことに感謝します。
　来年度も、ぜひ交流をすることができたらいいなと思います。また、今回中等部に来校してくださった聾話学校の皆さん、そして中等部で関わってくださった先生方、本当にありがとうございました。