ラクロス部 活動報告 vol.27「Autumn Cup25’決勝リーグ結果報告」
9月から行われているAutumn Cup'25。予選リーグを1位通過し、決勝リーグに勝ち進みました。
11月2日(土)vs神奈川県立住吉高等学校(決勝リーグ1回戦)
2023年の同大会では実力差をまじまじと見せつけられ、3-9で大敗したチーム。
2部リーグの決勝常連校でもある住吉高校にどのようにして勝つか…
今回もポイントを絞って練習を重ねてきました。
立ち上がりは少々バタつき、先制点を奪われます。
いつもの青学であればここで慌ててしまい、相手に流れをもっていかれるところですが、今回は一味違いました。
失点をしても「何を改善すればいいのか」をフィールド上で会話。
落ち着いて「やってきた形」にこだわり共通認識をもって戦います。
また、ここぞという時に中2の選手がしっかりクリアを運びきり、先輩たちを支える大活躍を見せ攻撃機会を作り出します。
1Qは1-1の同点。
2Q以降はドローとGB、そして攻撃面で「やってきた形」にこだわることを再確認。
すると、決めるべき選手が決め始め5-3で前半を終えます。
自分たちのスキルに自信を得た選手たち。こうなると勢いは止まりません。
GBへの寄り、ライドの詰め、ゴールに向かう強さは増す一方。あっという間に点差は広がり気が付くと14-4で納得の勝利。
創部以来、1度も勝てなかった相手に初勝利。
悔しい思いを何度も乗り越えてきた子どもたちの努力の成果を証明する大きな勝利となりました。
試合前の戦術確認
“共通認識”を揃えることで気持ちをひとつに
見事勝利!!
11月9日(日)vs東京都立小石川中等教育学校(決勝リーグ2回戦)
こちらも未だかつて未勝利の相手、尚且つ3年連続の負けている相手。
「今年こそは!」という意気込みで迎えた決勝リーグ2回戦。
当日の天気は生憎の雨。子ども達は少々緊張気味の様子。
その中でも、今回は中2からいつも以上にチームを盛り上げる声が聞こえてきます。
試合開始。
自分達の最大の強みである“ドローブレイク”から生まれた先制点で、一気に流れを引き寄せます。
その後も冷静な攻撃展開でゲームを組み立て、中2の選手も得点し前半を8-1で折り返します。
後半は本日の試合のテーマでもある「中2の活躍」に重きをおこうと確認。
しかし、ここで油断が生まれたのか思うようにボールが繋がらず、後半はまさかの無得点、8-3で試合終了。
後半のスコアだけ見ると手放しに喜べる結果とはいきませんが、
今、当たり前のようにボールを繋ぎ得点を量産する先輩たちも、1年前は全くパスが繋がりませんでした。
大事なことは「失敗を失敗で終わらせない」「悔しければ自らの意思で行動に移す」
中2の進むべき道は先輩たちが立派に示してくれています。
そういう意味で、今回の「後半無得点」という結果はチームにとって大きな財産。
後輩たちが先輩たちの背中を見て逞しく成長していってくれる明るい未来を描ける素晴らしい日となりました。
次は決勝!念願の2部リーグ優勝まであと1つ。
次戦は11月23日日曜vs戸塚高校との決勝戦。
初めての決勝の舞台。今一度自分達に強さ、課題を見つめなおし最高の準備をして臨みたいと思います。
保護者の皆さま、今回も遠方まで応援、ありがとうございました!
