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02Nov
2016 生徒の活動

老人ホーム訪問 報告「白寿荘に生徒と共に」

Topics老人ホーム訪問 報告「白寿荘に生徒と共に」

10月20日(木)、希望する生徒19名と共に社会福祉法人愛憐会「白寿荘」(駒場)を訪問させていただきました。白寿荘は創立70周年を迎える老人ホームです。様々な事情からここで暮らすことになった方々です。本学はこの施設にCF活動として毎年希望者を募り訪問させていただいています。施設担当者の方が入居されているご高齢の方々と生徒たちが良い出会いができるように毎回ご配慮くださいます。
今回はボランティアの茶道師範の先生方のお茶会で生徒が利用者と一緒にお茶を飲む企画やバザーの値札張りなどの作業を用意してくださいました。白寿荘スタッフのこうした配慮の行き届いた受け入れがあるからこそ中等部のこの訪問活動も成り立ち、生徒も学ぶことができることは施設スタッフの皆様に心から感謝したいと思います。生徒はこの活動から生きること、老いること、仕えることの意味を学んでいます。
(次回は1月に清瀬の老人施設「恵泉園」を訪問する予定です。)

10月20日(木)CF活動「白寿荘」訪問

生徒感想文

2年男子
僕たちは体は不自由でも、比較的元気な白寿荘のお年寄りたちと茶話会を楽しんだ。折り紙を折ったり、他愛のないお話をして一緒にお茶を飲んだ。その間ずっと何度も「ありがとうね」と言われ僕はどう返事をして良いか分からず、笑ってごまかした。実は9月22日に祖父を亡くした。亡くなる前、何度も祖父のもとを訪ねた。訪ねるだけで何もしなかった僕を祖父もこんなに喜んでくれたのだろうかとちょっと思った。

1年生女子
ご高齢の方とお話をするのが、とっても楽しい!そう感じた。最初からお茶を飲ませていただいて、その後4人程一緒にお話しをした。一番嬉しかったのは「ありがとうねぇ。久しぶりに話したよ。」と言われたことだ。話すだけで喜んでいただいて。何か小さなことで人を喜ばせることができて良い経験になった。