私が中等部1年の時に「選挙管理委員会をやってみないか」と
当時の担任の先生に声をかけてもらった。
当時選挙管理委員会の仕事内容など何も分からないまま引き受けた。
普段から自分の管理もままならない私が
選挙の管理など本当にできるのだろうかと
時間が経つにつれて心配になった。
早速初めての学友会選挙、分からない事だらけで、
先生にも何度も注意されたけれど優しい先輩方や熱心に教えてくれた先生方のおかげで
無事初めての選挙を終えることができた。

それから2年弱経った先日、中等部祭正副実行委員長選挙を終えることができた。
私は当日の司会進行を担当した。
司会の私がこれだけ緊張するのであるから、
候補者の皆はもっと緊張しながら熱い思いを持って壇上に上がっているのであろう。
そう思いながら進行していると、自ずと候補者の皆へ心の中でエールを送らずにはいられなかった。
選挙管理委員という仕事は、選挙を管理するだけでなく、
候補者へ自然とエールを送ってしまうという陰の応援団的な役割もあるのではないだろうか。
今回の選挙の司会では残念ながら1か所読み間違えてしまったが、
候補者に陰ながらエールを送ることには成功した。
次の学友会選挙に向け、自分が1年生の時に先輩に助けてもらったように、後輩を思いやりつつ、
最後の仕事である学友会選挙も仕事を全うしたい。