ラクロス部 活動報告 その20「Teen’s Winter Cup&中学生大会 報告 」
Autumn Cupを終えたのも束の間、12月には2つの大会が行われました。
1つ目は、ラクロス歴1年未満の選手のみが参加することができるTeen's Winter Open、
2つ目は、中学生のみが参加することができる関東中学生大会。
Teen's Winter Openは78期の1年生にとって自分たちの代だけで出場することができる最初で最後の大会。気合が入ります。
この日の為に体力を強化すべく、走り込みも行ってきました。
結果は4戦1勝3敗。予選リーグ敗退。
相手は全て高校生。スキルレベルは勿論のこと、ラクロスで重要であるフィジカル面で苦しい展開が続いてしまいました。
その中でも高校生を相手に1勝を上げられたこと、
これまで練習してきたことに果敢にチャレンジし攻守両方の場面で成果を出せたこと、
試合を重ねるごとに選手同士の会話量が増え、確実にパフォーマンスが良くなっていったことなど、
多くの学びを得られた大会となりました。
「ゴールに向かう姿勢」を体現!
GBを制する者が、試合を制する!
小さな体と大きなハートで挑む!
試合を終えるごとに自分たちで課題を整理、ラクロス部では「選手主体」も大切にしています
試合には出ない先輩もこの日はサポートに回ってくれました
これらの経験を踏まえて迎えた12月26日の第18回関東中学生大会。
目標は「優勝」。そのために、まずは予選を突破しなくてはいけません。
みんなで声を出してアップ。戦術も確認し、勝つイメージを膨らませて臨みました。
【1回戦vs日本大学中学校 3-3 引き分け】
日本大学中学校は日本一常連校のチーム。
強敵ですが同じ中学生。強い気持ちで臨み圧倒的なボール支配率でゲームを進めますが、なかなかシュートが決まりません。
終了数秒前には同点弾を許し、勝利を逃す苦しい出だしとなります。
しかし、ここは「気持ちの切り替え」もスキルのひとつ。
短い時間で自分達の良いところに目を向け、もう一度勝利のイメージを強く描き直します。
【2回戦vs大妻多摩中学高等学校 1-1 引き分け】
大妻は体格もスキルレベルも格上のチーム。
自分たちのミスから勝てる試合を落とした初戦の悔しさを受け止め、より一層集中力を高めて臨みました。
結果はまたもや引き分け…しかし、格上の相手に「負けなかった」という経験は選手に大きな自信を与えました。
【3回戦vs聖ドミニコ学園中学高等学校 5-3 勝利】
ここで負けると順位決定戦に回ってしまいます。
「試合間の過ごし方で勝負が決まる」
一度高まった気持ちと集中力を切らさないよう、準備時間の過ごし方にもこだわります。
また、この日は青山学院大学体育会女子ラクロス部の先輩たちも沢山応援に駆けつけてくれました。
大学生からもアドバイスをもらい、次こそは絶対に勝ち切る!という強い気持ちで臨み、見事勝利!
準決勝へと駒を進め、ようやく選手からも笑顔がこぼれます。
試合を重ねるごとに良いプレーが増える!
大学生からアドバイスをもらって次戦へ!
大学生の中には本校の卒業生も…
後輩を想う気持ちが伝わってきます
【準決勝vs目白研心中学校 5-1 敗北】
勝って決勝へと駒を進めたい一戦でしたが、力の差を見せつけられる内容となってしまいました。
それでも試合終了のホイッスルが鳴るまで決して諦めずに戦い抜く姿からは、子ども達の大きな成長を感じました。
グラウンドボールとシュート決定力、そして基本の守備力に至るまで、目白研心さんから学ぶことは沢山ありました。
悔しさはありますが、すばらしいチームと戦えたことに感謝したいです。
【3位決定戦vs大妻多摩中学高等学校 5-2 勝利】
目標である優勝への道は途絶えたものの、ここで集中力を切らすわけにはいきません。
直後には3位決定戦を控えており、尚且つ相手は予選で引き分けた大妻多摩中学高等学校。
溜まった疲労と寒さとの闘い。また同じ相手に続けて負けない難しさを知っているだけに緊張感が高まります。
試合が始まると予選とは別チームのような集中力と攻撃力で相手を終始圧倒!
完璧な勝利で見事3位を勝ち取りました!!
大会第3位!
チーム優秀選手にも選ばれた主将
保護者、大学生と共に戦うことができた幸せな大会となりました!
本大会は昨年も参加しましたが、参加人数が足りず他校に混ぜていただく形での参加でした。
実質、初参加の本大会に於いて、強豪校をおさえて第3位。これは大きな快挙です。
目標であった優勝に手が届かなかったことに悔しさは残りますが、全ての経験を糧に更に上のステージへと進めるチームになります。
最後に、年の瀬の忙しい時期にも関わらず沢山の保護者と大学生が応援に駆け付け、
大きな声援を送ってくださったからこそ掴めた結果でもあります。
この場をお借りして心から感謝申し上げます。誠にありがとうございました。