中等部時代の多くのチャレンジが
人生の土台となりました。

私にとって中等部は、さまざまなチャレンジを認めていただいた場所です。好奇心旺盛な私は、ラグビー部と剣道部の兼務を認めていただいただけでなく、生徒会長も務めさせていただきました。先生方は「やるからには責任を持って最後までやり切りなさい」と諭し、温かく見守ってくださいました。

それぞれの活動で印象的だったのは、私たちが出すアイデアについて、先生は決して「ノー」と言わず、どうしたら実現できるか、いっしょに考えてくださったことです。先生がアイデアを受けとめてくださるので、私たちはまた新たなアイデアを出し、チャレンジできる—。とてもいい循環がありました。

多くのチャレンジをやり切った自信は、私の人生の土台となり、その後の大学受験や、アナウンサー試験へのチャレンジにつながっています。更に現在アナウンサーとして、情報からバラエティまで多岐にわたる番組を担当する、という仕事へのスタンスにもあらわれています。これらの努力やプロセスは、中学部時代に学んだことです。現在の最大の目標は、2019年ラグビーW杯日本大会の実況をすること。ラグビーへの恩返しの意味でも実現させたいです。