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卒業生インタビューGRADUATES INTERVIEW

INTERVIEW真の強い心は、礼拝の時間に養われました。

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プロフィール
岩渕健輔 さん
【1991年度卒業】

ラグビー選手、現在は日本ラグビー協会 日本代表GM
1975年、東京生まれ。1991年、青山学院中等部卒業。1998年、青山学院大学国際政治経済学部卒業後、プレミアシップのサンライズ、フランスのUSコロミエなどで活躍。

真の強い心は、礼拝の時間に養われました。

初等部3年からラグビーを始めた私は、中等部でもラグビーに熱中していました。自分の好きなことだから一生懸命にやる、という姿勢でのびのびと部活動に取り組めた中等部時代の経験が、私のラグビー人生を豊かにしたと思います。

中等部時代でよく思い出すのは、礼拝の時間です。毎日20分ほど、心を落ち着かせ、説教としてさまざまな話を聞くのですが、この時に聞いた「本当に強い人は、人を許すことができる」という教訓は、私の人生の指針となっています。

ラグビーでは激しいプレーをするので、ともすると誤った方向に行く恐れもあるのですが、本当に強い人の心を意識することによって、人間的に真っすぐ成長できた気がします。

現役時代、イギリスやフランスでプレーした時には、ラグビーを通して、日本との違いを許容し吸収することで自らの力に変えていました、現在はラグビー日本代表GMとして、国や文化も違うさまざまな方とお会いする機会が多いのですが、どなたとも自然に接することができるのも、礼拝を通して得た、個性やその違いを善いものとして認め合うという考え方がベースにあるからではないかと思います。