選択社会『地理学』では渋谷・表参道巡検に行きました。渋谷は中等部のある台地の部分と渋谷川や宇田川の作った谷地の部分とが入り組んだ地形となっており、この地形をうまく利用した建物の造りや渋谷川の暗渠を利用した街づくりを見学しました。商業施設の集積や都市の再開発も渋谷の地形の上に成り立っていることを学びました。

生徒は日頃から目にしている景色ではありますが、“地理”という視点から見る機会はあまりなかったため、真剣にメモを取りながら説明を聞いていました。

次週の授業では今日の巡検のまとめを書いて、社会科MSに展示する予定です。

渋谷は再開発によって日ごとにその様相を変えています。生徒が今回見た景色は高校、更には大学へと進学していく間にも大きく変化していくことでしょう。そうした変化に目をとめながら、地形とのかかわりに興味を持ち続けてもらえたら嬉しく思います。