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15Mar
2019生徒の活動

「数学の魅力8~女子中高生のために~」参加報告

 3月10日(日)東京大学駒場キャンパス数理科学研究科棟 大講義室にて「数学の魅力8~女子中高生のために~」が開催されました。この「数学の魅力」は2012年より行われている講演会で、今年で8回目になります。
 中等部数学科では数学系科目の選択授業を受講している中学3年生で数学に特に関心が高い生徒に講演会への参加を勧めています。今年度は「暗号」「和算とパズル」「英語で学ぶ数学」の受講者から12名が普段の授業では味わえない数学の魅力に触れることができました。

 特に今年度はNECセキュリティ研究所特別技術主幹,日本応用数理学会会長 佐古和恵さんによる「数学とITと暗号プロトコル~健全な社会をデザインする」という講演があり、「暗号」を受講している生徒にとって、これまでの学習をより深める機会をいただきました。
 数学で社会をデザインするという新たな視点を与えられたことは、生徒の皆さんが今後数学に関わるうえで大きな意味を持つと強く感じました。さらに講演後には各講演者の先生方に直接質問をする生徒も多く見られました。沢山の刺激をいただいたようで、見ていて嬉しい光景でした。中等部の女子生徒の中から、数学に興味を持つ人が増えることを期待しています。来年もぜひ生徒達と参加したいと思います。

 また今回は東京大学大学院数理科学研究科の皆様のご厚意で、「暗号」を受講している男子生徒も特別に参加させていただきました。ありがとうございました。                             数学科 横山道行(選択授業「暗号」担当)

【講演内容】
1.東京大学大学院数理科学研究科長 河野俊丈 教授のご挨拶
2.東京工業大学理学院数学系    藤川英華 准教授
 「ドーナツの変形って何だろう?」
3.NECセキュリティ研究所 特別技術主幹,日本応用数理学会会長 佐古和恵氏
 「数学とITと暗号プロトコル~健全な社会をデザインする」
4.東京大学大学院数理科学研究科 古田幹雄 教授
 「方程式 x2+y3+z5=0 から見える世界」
5.東京大学大学院数理科学研究科・理学部数学科キャリア支援室キャリアアドバイザー 池川隆司 氏
 「数学が人生を変える!」
6.質疑応答

【生徒の感想】
〇今回の講演では、ドーナツ形を座標に表して分類したり、数学がどのように社会で応用されているかについて学びました。特に講演者の方が「数学は弱い者の味方である」とお話されていたのが印象的でした。講演後には量子コンピュータについて質問をさせてもらい、沢山のお話を聞かせていただきました。情報が数多く行き交う中で自らを守るためにもこれから数学がさらに重要になっていくのだと感じました。(中学3年女子)
 
〇暗号の授業の一環として、今回東大駒場キャンパスを訪れて先生方からお話を伺った。女子中高生対象の講演であったが、特別に参加させていただいた。大学で受ける講義はこんなにも速く進み、難しいものかと感じながらもどこか嬉しい気分であった。
 数学の奥深さに触れることができ、ますます数学への興味がわいてきた。貴重な経験をさせて頂き本当にありがとうございました。(中学3年男子)